ENDEAVOR PROJECT 2010-2011(エンデバー プロジェクト 2010-2011) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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開催概要 参加メンバー 活動レポート フォトライブラリ 総括コメント


■小倉恭志スーパーバイザーの総括コメント

今年度のエンデバー活動は皆様のご協力により、まず中学1年生を集めたブロックエンデバー、続いてU-14トップエンデバー、そして今回のU-15トップエンデバーとつなげることができました。今後さらに下の年代、また上のカテゴリーともつなげられるよう継続して取り組みたいと思っています。

また、今回のU-15トップエンデバーは、U-16代表強化活動にもステップアップしていきます。U-16強化合宿は8月に第1回を行っており、そちらにも参加した選手たちに関してはこのエンデバーへのモチベーションにすごく期待していました。しかし、1日目の様子を見ると、正直あまりうまく伝わってきませんでした。とはいえ選手たちは中学生ですから、エンデバーの役割の1つとして、技術だけでなく精神的な部分もきちんと伝えていかなければならないと再認識しました。それをコーチングスタッフとも相談してメニューを行っていった結果、3日間で望まれる姿勢が浸透してきたかなと思います。バスケットに取り組む姿勢は、普段の生活がベースになってきます。第2回トップエンデバーに向け目標を持って、自ら気付いて練習していくような準備をしてもらいたいです。

プレー面に関しては、特に今年のメンバーがそうなのですが、この場に集まってくる選手たちは所属チームでは中心選手であり、自分の考え通りにやってきています。しかし、トップエンデバーとして求められる、ビジョンを取ったりスペースを意識したりといったスキルを身に付けるためには、その色を変えていかなければいけません。短い合宿でしたが、最終日のゲームを見ていると、選手たちはそれに気付いてくれたのではないかなと思います。自分のチームに帰ってもこの感覚を忘れず、また第2回トップエンデバーやU-16代表合宿に集まってきたときには、先述のスキルを自然に発揮できるようになってほしいです。

このU-15トップエンデバーの先には、U-18トップエンデバーはもちろん、U-16代表やU-18代表活動につながっていきます。そこで勝つためにという視点で言うと、正直エンデバーではまだまだ不足している部分がたくさんあります。それでも、将来日本代表チームからトップダウンで“このカテゴリーではこのレベル・内容を身に付けてほしい”という要請が明らかになったときに応えられるよう、日本の中学生年代のレベルアップに向け、トップエンデバーというチャンスを与え続けるとともに基礎スキルを全国に広げていく取り組みはこれからも続けていきます。


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