ENDEAVOR PROJECT 2010-2011(エンデバー プロジェクト 2010-2011) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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■鷲野鋭久コーチの総括コメント

この時期にU-14のトップエンデバーをできたことが大成功だと思います。これまでU-15でやってきたことがこれだけ浸透していることがわかりましたし、14歳の子たちでもここまで出来るというのが、わかり非常に手ごたえを感じました。

成長する速度や時期は、個人個人でも違いますが、ホントにこれまでより1つ早い段階で出来たことがよかったです。選手が最も成長しやすいのは、12〜13歳のゴールデンエイジと呼ばれる年代ですが、その次に成長しやすいポストゴールデンエイジというこの年代でテーマを与えて行うことができました。U-14の選手達は中学2年生でまだ現役です。だからこそ余計にいいのです。そして今後はU-13、U-12というように繋がっていけば強い日本代表を作っていくことになると思います。

U-15とはスキルドリルは少し違いますが、「考え方のポイント」をこの年代だからこそ、逆にすごく強調しました。若い時期からやるということが大事だと思います。そうすることで、来年のU-15がよりよいものになってくると思います。

子ども達には何度も言いましたが、エンデバーは強化ではありません。あくまで「個」を高めるのが目的です。ただ、アジアや世界で戦う時には、やはり「個」を高めていく必要があります。能力のある選手は、自分のチームではファンダメンタルがなくても楽にプレーが出来たりします。そんなぬるま湯のような環境では悪い習慣がついてしまうこともあります。そのために、レベルの高いもの同士を集めて、いい環境いい指導を与えることがレベルアップにもつながり、よい刺激にもなるのです。そしてそういうことが育成年代においては非常に大切なのです。

最後に、成長段階や地域において指導者がいろんな場面場面で変わっていっても、日本の指導者全体で考え方を共有して、関わる指導者全員がその選手の将来を意識し、大きく輝かせるように、担当の年代を責任もって指導していくことが大切です。今回はブロックエンデバーのコーチを含めてみんなでやっていくことを実感しましたし、エンデバーのシステムに感謝しています。そういった部分でもU-14のこの合宿では穴が埋まったように感じています。


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