ENDEAVOR PROJECT 2010-2011(エンデバー プロジェクト 2010-2011) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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2010年10月10日@味の素ナショナルトレーニングセンター 前に戻る 次に進む
(第2日目)
今日の活動レポート

的確な状況判断のための判断材料
午前と午後の2回行われた2日目の練習は、午前にディフェンスの基本の動きの確認。午後からは速攻の分解練習と第1回合宿でも行われた「フィギュアエイト」の動きを時間をかけて行った。速攻やディフェンスはチームによってそれぞれの考え方がある。エンデバーはチームではないので、こうでなければいけないということではない。ただ、これらの動き方を知っておくことで、様々な状況に対応できるようになる。エンデバーでは、あらゆる場面に対して選手が的確な状況判断ができるようになることを目的としている。

大きくて動ける選手に
トップエンデバーには全国から選りすぐられた選手が集められている。日本の未来を背負う選手達となると必然的にサイズも大きくなってくる。そうするとここではセンターがフォワードに、フォワードがガードをすることもよくある。ドリブル・ハンドリング等はもちろん、ポジション別での動きなど、慣れない選手にとっては頭に「?」が浮かぶことがよくある。そんな時に鷲野コーチから「わかったふりをするな!なぜそのポジションをやらせてもらっているか意識しなさい」と檄が飛ぶ。サイズでは世界との差が否めない日本。その差を少しでも埋めるべく、選手達には大きな期待がかかっている。

基礎を学ぶチャンスは最後
この第2回の合宿はセレクションが行われるわけではないので、緊迫感というよりも和やかな雰囲気で行われている。選手から笑顔が出ることも多いが、逆に集中が切れて叱られる事もしばしば。「これから先のカテゴリーではすぐにセレクションが行われる。こうやって基礎を学ぶチャンスは今しかない」(鷲野コーチ)。選手達がどれだけ意識をして練習するか、これから先は意識の量によって差が出てくる。

<五十嵐克之コーチのコメント>
U-16の強化とは違う意味で、エンデバーは底辺の拡大、裾野を広げることが役目なので、この合宿でもファンダメンタルの習得を徹底しています。今すぐに国際舞台で活躍できない子でも、将来性のある選手に基本を身に付けさせることが狙いなので、そういうメンバーを選んでいます。彼女達は自分の県や地域に帰ればどうしても能力でやれてしまうところがあります。能力で勝っていればいいのですが、世界を相手にした場合、日本人は能力では劣ってしまいます。なので、能力でカバーできない時に、視野を確保し、正確に状況判断をして動くことができるようにすることを徹底しています。

今日のスケジュール
6:30〜 起床
7:15〜 朝食
9:00〜12:00 練習
12:00〜14:30 昼食・休憩
14:30〜17:30 練習
18:30〜 夕食・ミーティング
19:30〜 入浴・洗濯等
22:00〜 消灯
 
今日の練習メニュー
【午前】
予防腹圧トレーニング
ウォーミングアップ
ドリブルドリル
ピボット・ロッカーモーション
ボールマンへのディフェンス
ポジション別によるディフェンス(5on5)
クールダウン
【午後】
速攻の分解練習(1on1)
速攻の分解練習(2on2)
速攻の分解練習(オフェンスのみ5人)
フィギュアエイト(オールコート)
3Pとスクリーンアウト
ポジション別シュートドリル
クールダウン

選手のコメント
<小山真実選手のコメント>
30人から15人に入れたことがとても嬉しかったです。また、第1回の合宿より自分がいきいきプレーできています。ボールのポジションは前はできなかったのですが、今回は「よくなった」と言われました。明日はディフェンスでは絶対に抜かれないように、オフェンスではシュートを落とさないようにして、しっかりリバウンドを取りたいと思います。
<高辻真子選手のコメント>
この合宿では、自分より上手いと思う選手ばかりなので、そういう選手のプレーを見て、それを自分にどんどん吸収していきたいです。最終日の明日は自分ができることを精一杯やりたいと思います。人に頼ってしまうことが多いんですが、自分からもっと声を出さないといけないと思ったし、ディフェンスもオフェンスみんなで協力する必要があることがわかりました。
<高橋美帆選手のコメント>
自分より上手い選手がたくさんいるのでとても勉強になります。プレーもそうですが、体幹は自分が全然できていません。学校でもフォワードをやっていますが、自分のチームだとできるのが当たり前なので、この合宿ではできないことにチャレンジできるので楽しいです。鈴木コーチにも言われたのですが、今後はもっと「やろう」とする意識を大事にしたいと思います。
 

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