ENDEAVOR PROJECT 2007-2008(エンデバー プロジェクト 2007-2008) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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■星澤純一コーチの総括コメント

背の大きい選手はこれまでのU-18の歴史の中で一番いいと思います。サイズも上がっているし、動きもよくなっています。また1番ポジションの選手は日本で一番層の厚いところなので、そこも問題なかったと思います。ただ心配なのは、2番、3番の選手で安定したシュート力のある選手が今はいないということです。そこがこれからの強化ポイントになると思います。みんなドリブルで中に入ってしまうんですが、実際にはそれほど中には入っていけないので、どうしても最終的にはインサイドアウト、外からのシュートになってしまうんです。アジアでは中国に次いで2番目の背の大きさなので、韓国、台湾にはインサイド勝負ができるんですけど、世界に出たときにはインサイドでは勝負できません。日本の中では能力があっても、世界のセンター陣と互角に渡り合えるほどではないんです。ですから、どうしても外のシュートを中心になるので、そこが今後の強化ポイントかなと思います。それと大きい選手のディフェンスの強化もこれから進めていかないといけないと思います。

先日のWリーグのファイナルを見てもわかるように、歴代U-18(U-19)世界選手権に出ている世代が日本のバスケットボールを背負ってきています。ですから、まずは世界に出ること。アジアの中での自分たちの位置づけと、世界の中での自分たちの位置づけでは、極端な話、10センチも身長が違ってきますので、世界を経験して、それを自分たちのシニア世代に活かしていく。まずはアジアから抜け出ることに主眼を置くことが、今後のU-18世代には必要なことだと思います。U-18世代の一番大事なところは、実力的にも一番伸びる時期でもあるので、練習での伸びと同時に、世界を肌で感じることです。論より証拠といえばいいでしょうか。そういう部分がU-18だけじゃなくて、来年創設されるU-16世代にも重要なことになってきます。15歳くらいで海外を経験する。海外といってもアジアではなく、ヨーロッパなど背の大きい人たちの中に入っていくことです。大会だけではなく、遠征などもして、とにかく経験を積ませることがU-18、U-16世代には大事なことなんです。


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