ENDEAVOR PROJECT 2007-2008(エンデバー プロジェクト 2008-2009) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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2009年3月15日(日)@ナショナルトレーニングセンター 前に戻る
(最終日)
今日の活動レポート

強化副本部長からのエール
最終日のメニュー・5on5ゲームは2日目の午後と同じだったが、ウォーミングアップの後に諸山文彦強化副本部長から以下のようなエールが送られると選手たちの表情が引き締まった。いわく、「エンデバーの中で、個人技術・基礎技術・体力そしてバスケットに取り組む姿勢をしっかり身に付けることが、将来の日本代表に必要な条件だと強く感じています。バスケットボール界全体が皆さんに期待しているので、精一杯頑張ってください」。たとえ昨日と同じメニューであっても、改めて目的を再確認してゲームに入れるよう後押しする強いメッセージであった。

コミュニケーションが好プレーを生む
メンバーは昨日とは違う5チームに分かれてゲームを重ねていったが、どのチームもサポートスタッフのもと積極的にコミュニケーションを図っていた。ガードの選手がリーダーシップを発揮しただけでなく、普段はインサイドポジションの選手も慣れないアウトサイドをやりながらセンタープレイヤーに指示を出していた。その結果、ディフェンスを2人ひきつけてフリーの味方にアシストするなど、お互いを生かすプレーが徐々に増えていった。最後のゲームが終わる頃には、各チーム異なるカラーがはっきりとわかるようになっており、短期間ながら充実したトップエンデバーとなった。

5on5の後のトレーニングでも、2往復半ダッシュ23秒イン×6本というメニューが課されたが、「センターの選手が頑張らないと意味がないんだよ!」と吉本トレーナーが声をかけると、センター陣は必死にガード・フォワード陣を追い掛けていた。さらに、その後のスタビライゼーションもメンバー同士声を掛け合って全員で乗り越えてみせ、エンデバー後の強化活動に向けても期待がふくらむ雰囲気を残して3日間の締めくくりとなった。

今日のスケジュール
9:00〜12:00 練習
12:00〜12:10 閉講式
12:10〜 昼食
13:00〜 解散
 
今日の練習メニュー

ウォーミングアップ
シュートドリル
5on5ゲーム
2往復半ダッシュ
トレーニング
クールダウン

選手のコメント
<武藤 修平選手のコメント>
この3日間はとても楽しかったです。ただ、自分は上半身の力が弱いこともあって、上半身のトレーニングだけはちょっときつかったなと思いますが、それ以外は日頃からやっていたので苦には感じなかったです。チームでのポジションはインサイドなんですが、トップエンデバーで外のプレーもやってみて、アウトサイドのメンバーの苦労などが味わえました。チームに帰ってからもそれを忘れずに生かしていきたいと思います。簡単なミスを減らし、ずっと声を出し続けてチームを盛り上げていける存在になりたいです。
<藤井 祐眞選手のコメント>
ブロックエンデバーと比べると、この3日間の練習は基礎体力からしっかりやりますし、5on5でも周り皆のレベルが高くて、トップエンデバーまで来るとやっぱりすごいんだなと感じました。その中で、身長の低い自分のどのプレーが通用するかを試すことができたのでよかったです。5on5の1試合目はさすがに堅かったですが、2試合目ぐらいからは普段通りにできました。ここでやったことをしっかりチームに持ち帰って、「こういうときはこう動いて」など話して、チーム全体のレベルをアップにつなげられれればと思います。
<目 健人選手のコメント>
トップエンデバーの活動は、面白かったとも言えるし、キツかったとも言えます。特にトレーニングは今回のようなやり方ではやったことがなかったのですが、周りのメンバーが盛り上げてくれたのでそれに乗って勢いで乗り超えられました。逆に面白かったのは、ゲームで色々な人と組んでやれたことです。初めて組む人が多いと、それだけ頭を使ったプレーが必要になり難易度も上がりますが、この3日間で意識してやったことを日々の練習にもうまく生かしていけるようにしたいです。
 

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