ENDEAVOR PROJECT 2008-2009(エンデバー プロジェクト 2008-2009) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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U-18女子
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2009年3月15日(日)@日本航空健保体育館 前に戻る
(第3日目)
今日の活動レポート

トレーナーの存在は大きい
右の<大森彩乃選手のコメント>にもあるように、怪我をした選手たちにとってすごく心強い存在だったのがトレーナーさんだ。U-18女子トップエンデバーのトレーナー・清水結さんはこう言っている。「この年代の子たちは、自分の体のこと…たとえば体のケアの仕方であったり、予防の仕方だったりっていうのをまだまだ知らない子たちだと思うので、少しでもそういったことを感じてもらえたらいいなと思って、3日間動いていました。U-18年代の子たちに言えるのは、日々の基本的なストレッチやアイシングをしっかりやって、たとえば毎日体重計に乗るとか、体温を測るなどして、自分の体の状態を記録し、把握していってほしいなと思います」。スポーツに怪我はつきもの。その怪我をいかに防ぎ、いかに早く治すのか。U-18トップエンデバーでは体のケアも十分に意識づけさせるようにしている。

U-16日本代表との連携
今回のU-18女子トップエンデバーは、U-16女子日本代表候補と一緒に練習をするなど、上下の連携を取った練習・試合がほとんどだった。右の菊地怜奈選手のように現在高校1年生でも早生まれの選手はU-16にも参加することができたのだ。実際に対戦してみた感想を聞くと「体の強さを感じました。でもU-18トップエンデバーの選手と一緒にやれたことは、すごくいい経験になったし、これから高校に進むにあたって、いい目標にもなったと思います」(U-16女子日本代表候補・三好南穂選手)。一方のU-18トップエンデバー側からは「U-16日本代表とか関係なしに、ここに集まる選手はみんなうまいですよ。下から選手が出てくるのはプレッシャーですけど、そのおかげで自分も成長できるから、いい刺激になりました」(岡本彩也花選手)。このような連携こそが、今後の日本をより強くしていくことになるのである。

3人の指導者から、選手たちにエール
閉講式では3人の指導者から選手たちにエールが送られた。荒順一女子強化部長は「この3日間を見て、みなさんが学んできた日本のバスケットが世界に劣らないと確認できました」と称賛。その一方で「ですが、みなさんの胸にも背中にも日の丸があります。国の代表であることを本当に理解して、食事・睡眠・日常の行動をしっかりやってください」と引き締めることも忘れなかった。

また強化委員の井上眞一・桜花学園高監督からは「この世代はサイズに恵まれた世代です。順当に伸びていけば、アジアでチャンピオンになれるチャンスがある。理想をいえば、ここに大神(雄子)や吉田(亜沙美)がいれば、間違いなくアジアのチャンピオンだが、今はいない。だからこそガード陣が努力をして、アジアのチャンピオンになれる時代にしてほしい」とエールが送られた。最後に一色建志コーチが「日頃の練習で少しでも意識が高くなって、今回の3日間がこれからに生きてくれたらと思います」と締めくくった。

今日のスケジュール
8:30〜 ホテル出発
9:30〜11:00 練習
11:10〜 閉講式
11:30〜 昼食・解散
 
今日の練習メニュー

ウォーミングアップ
フットワーク
ドリブルワーク
ストップ&ピポットの徹底
レイアップシュート
対面シュート
ドリブル1対1
(チーム発表)
ゲーム形式の5対5・クールダウン

選手のコメント
<唐津亜耶選手のコメント>
緊張しましたけど、結構楽しくプレイできました。ジャンプシュートとかもそこそこ決まったし。でも、みんなパスがうまいなって思いましたね。今回の3日間で、いろんなプレイが見れたので、ちそのプレイをチームで生かせたらいいなと思っています。
<大森彩乃選手のコメント>
いろんな人がいて、普通では経験できないことが経験できて、よかったです。聖カタリナ女子高とは高さもパワーも全然違うので、それを目に焼き付けてというか、覚えて帰らんといかんって思ったし、それをチームに生かしたいって思いました。今回はケガで思うようにプレイができなかったけど、トレーナーさんがいて専門的なことを教えてくれたり、トレーニングをしてもらえたので、すごく心強かったです。
<菊地怜奈選手のコメント>
とても充実した3日間で、自分は早生まれなので、U-16の練習にも参加できて、率先して動くことはできなかったけど、とてもいいプレイができたのでよかったです。U-18の練習では日頃やっていないバックシュートが決まって、よかったです。中村学園高での自分は裏の面取りで1対0を狙うプレイが多いんですけど、U-18でもそれだけでは通じない部分があるので、1対1もすごく大事になるし、ハイレベルなプレイができてよかったです。自分はこれからもバスケットを続けていきたいので、今回のことを忘れずに、チームに持ち帰って頑張りたいです。
 

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