ENDEAVOR PROJECT 2009-2010(エンデバー プロジェクト 2009-2010) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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U-15女子(第2回)
開催概要 参加メンバー 活動レポート フォトライブラリ 総括コメント


■鷲野鋭久コーチの総括コメント

今年度の2回の合宿を終えてみて、やはり一貫指導体制の「エンデバーシステム」は非常に大事な活動だなと感じました。第1回のトップエンデバーに参加した各ブロックエンデバーの指導者の熱心さや、子どもたちの前向きな姿勢が年々充実してきて、U-15女子トップエンデバーとして、非常に手応えを感じています。

その一方で、私がU-16日本代表のコーチングスタッフとして海外遠征に行かせてもらったことで、この時期に中学生に伝えなければいけないことが改めて見えてきました。日本が日本人として頑張らないと世界に通用しない部分、たとえばボディコンタクトの部分などですが、そのあたりを今回の合宿では練習メニューとして加えることで、例年に比べると少し世界を…日本の強化を見据えた部分で効果があったのではないかと思います。具体的に言いますと、しつこく粘っていくチームディフェンスの共通理解や、日本の短所――体格面や体力面で劣る部分を補うためにも、また日本の長所――器用さやテクニックを生かすためにも「走ること」を強調しました。そういった得点に現れないところで頑張ることが、強い日本につながっていくのではないか。そういう思いから、スクリーンアウト、リバウンド、ファストブレイクからセカンドブレイクにつながる練習を取り入れたわけです。

今回の第2回合宿に選ばれた15人はハートのいい子たちでした。その前向きさは、毎日提出するノートを見ていてもわかります。純粋だし、本当に選ばれてきた15人だなと感じました。毎年ハートのいい子はいますが、今年の子は全体的に前向きで、一生懸命に取り組む姿勢が見られました。このチームをきちんと、それこそオーストラリアのAIS(オーストラリアの一貫指導型のアカデミー)みたいな形で教え込むことができたら、指導者としてももっと楽しくなるのではないかと思ったほどです。彼女たちは無限の可能性を持っています。まさに育成から強化につながる部分を、この子たちが中学生のトップレベルとしてやっていけば、周りの中学生や小学生に「私たちも頑張らなければいけない」という気持ちになってくれると思います。そのなかでさらに運動能力が高く、世界に通用する子が出てくれば、それこそがトップエンデバーのもっとも目指している答えにつながるのではないかと思います。


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