ENDEAVOR PROJECT 2010-2011(エンデバー プロジェクト 2010-2011) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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2010年10月11日@味の素ナショナルトレーニングセンター 前に戻る
(第3日目)
今日の活動レポート

3日間で変わった意識
合宿最終日は、学校行事の関係で萩尾選手と森田選手の2名が先に離れていたので13名で行われた。前日まで一番声を出していたキャプテンの森田選手が抜けたことで、逆に多くの選手から声を出そうという意識が見て取れた。また、これまでトレーナーの方が前に出て行っていたウォーミングアップなども、選手たちは内容もほぼ覚え、慣れた感じで行う様はさながら代表選手の様に堂に入っていた。

改めて見せた可能性
最終日のメニューは新しいことはせずに、これまで行ってきたメニューの確認に時間が割かれた。フィギュアエイトなど、用語や動きに戸惑っていた前日とは違い、一度教わったことにすぐに順応し、対応する選手たち。鷲野コーチも「みんなは飲み込みが早い。自信を持っていい」と、さすがトップとして選ばれている15人だという素質と実力の高さを示し、息のあったプレーを見せていた。そして最後に合宿の集大成としてオールコートの4on4が行われ、今年のU-15トップエンデバー全日程を終了した。

いかに意識するか
エンデバーでは、ファンダメンタルを中心に「個」を輝かせること目標としている。閉講式で福田悦男アドバイザーから「3日間という短期間で定着することは難しい。これを自分のチームに帰って意識して続けてください」という言葉があった。エンデバーで教わるチャンスは多くない。選手達がここで学んだことをいかに意識して続けていくか。その姿勢を持ち続けていくことで、今後彼女達がU-18、ユニバーシアード、女子代表など各年代の代表選手へと繋がっていく。

<鈴木知香子コーチのコメント>
今回の合宿は、今持っている力ですぐに試合に通用するという選手というよりは、エンデバーとして、今できなくても、基礎基本を身に付けてほしいということで集めた選手達でした。声を出して練習する、動きながら声を出す、要求されていることを表現するなど、まだまだ習慣になっていない選手も多くいたので、選手たちにはそういった習慣を今後つけていってもらいたいです。この年代の優秀な選手が集まる機会はそんなに沢山あるわけではありません。合宿は3日間しかないので、どんな選手なのかを早く知るためにも、選手にできるだけ近いところで接するようにしています。選手からは、自分を見つめ直したり、これからの方向性を見出せたというような話が聞けたので、すごくいい機会になったと思います。

今日のスケジュール
6:30〜 起床
6:50〜 ウォーキング
7:15〜 朝食
9:00〜11:30 練習
11:30〜13:00 閉講式・昼食
13:00〜 解散・移動
 
今日の練習メニュー
【午前】
予防腹圧トレーニング
ウォーミングアップ
ハンドリングドリル
三角パス
フィギュアエイト
フィギュアエイト(ディフェンスあり)
フリースロー
4on4
クールダウン

選手のコメント
<伊比蘭子選手のコメント>
自分はファンダメンタルや体幹を意識することができていないので、ここで練習して大切だとわかりました。もっとうまくやれるようにこれから練習したいと思います。地元でもすごいと思う選手もいますが、全国にはさらに上のレベルの選手がいるので、そういう選手を見て、学べることもいっぱいありました。
<鈴木梨菜選手のコメント>
2回目の合宿ということもあって、前回よりは緊張せず、リラックスして練習できたのでよかったです。最後に4対4もできたので、すごく楽しかったです。ここではわからないことがあったら基本に戻るということを一番に教わりました。自分は基礎がまだまだです。言われていることと、やっていることがかみ合っていないので、今後はそこを意識していきたいです。
<中松葵選手のコメント>
小学校の時からオスグッド病で、時々痛みがあり、2日目はあまり練習ができなかったのですが、トレーナーの方にテーピングの巻き方などを教えてもらっていました。学校にはトレーナーはいませんが、これから練習のときに自分でテーピングを巻こうと思います。2日目はあまり練習に参加できませんでしたが、1日目と3日目は参加できたので、みんなで励ましながら楽しく終えたのでよかったです。
<三木里紗選手のコメント>
自分の中学は自分たちの代からバスケ部ができたので、先輩がいません。なので、こういうところで、先輩のプレーを見ることはとても勉強になりました。学校では基礎練習をあまりやらないので、この機会に自分のファンダメンタルを見直したいと思っていました。やってみてまだまだ全然足りないと思います。今後は中も外もできる走れる選手になりたいです。
 

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