2007年度のU-15トップエンデバーがスタート 2007年度のU-15トップエンデバーが始まった。開講式では、西尾育成部長から「2年後に開催されるU-16アジア選手権も視野にいれつつ、高いレベルで切磋琢磨してほしい」という挨拶もあった。最初の円陣では「号令をかけてくれる人!」と富樫コーチが声を掛け、まっ先に手を上げた坂東選手の「エンデバー、ファイト!」という掛け声でスタートした。 競争をすると基本を忘れる? シーズンを終えた3年生が多く、7号ボールも慣れた様子で扱っていた。この日はパワーポジションとビジョンについて、ボールなし、ボールあり、ドリブルあり、ディフェンスあり…と段階を追って丁寧に確認していった。ジュニアオールスター・全中を経ているため顔見知りが多く、練習中の雰囲気は明るい。終盤のジャンプシュートドリルで、「5本連続で終わったところから終わり!」と4グループ間の競争になると、かなり白熱した。しかし、富樫コーチが笛で中断して一言。「皆、基本を全部見失っているよ」。はっとし、苦笑いを浮かべる選手達。正しい動作を無意識でも行なえるようにするのは、トップエンデバーでも難しいようだ。 オフコートでも“トップ”らしく 練習中、富樫コーチは集合や起立時の切り替えの早さも求めていた。「普段の行動がゆるんでいると、バスケットでも力が出ない」とのこと。選手達は「練習も楽しみだけれど、宿泊も楽しみ」と言っていたが、スタッフ陣は「生活面でも、ブロックの代表という自覚を忘れないように」と促していた。
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