ENDEAVOR PROJECT 2008-2009(エンデバー プロジェクト 2008-2009) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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U-15男子(第2回)
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2008年11月23日(日)@ナショナルトレーニングセンター 前に戻る 次に進む
(第2日目)
今日の活動レポート

考える力が要求された第2日目
昨日の第1日目の練習では、第1回トップエンデバーのテーマだった“視野”を再確認するメニューに取り組んだ。第2日目は、さらにそこから1歩進み、“見る”ことで得た味方と相手の状況から“考える”ことが求められた。練習中、常に「ここでボールをもらったらどうする?そうしたら逆サイドはどう動く?」というように、コーチからの問い掛けが次々に飛ぶ。選手たちは一時頭がいっぱいになってしまっていたが、ここで天田コーチから印象的な言葉があった。「何でもありだよ」。そのプレーに意味があれば、コーチの言ったとおりの動きでなくてもいいというわけだ。

また、4人1組のトランジションで、ガードが運びながら「2on1!」「3on3!」と声を掛け、他の3人は瞬時にその状況に合わせるというメニューがあった。なかなかかみ合わないことが多かったが、ゆっくりリプレイすると大体うまくいく。その理由を小池コーチはこう説明した。「ガードがコールしてから判断するのでは遅いんです」。つまり、「2on1」と言われてから2on1をイメージするのではなく、あらかじめ2on1をはじめとした様々な状況を想定しておき、ガードのコール=状況によって適したプレーを選択することができるような“創造性”を養うのが目的なのだ。これを受けて、4on4や5on5のメニューでは、コミュニケーションを取りながら互いのイメージを近づけようとする選手達の姿が見られた。

SAKURA DININGレポートその2
ナショナルトレーニングセンターのアスリート・ヴィレッジにある食堂「SAKURA DINING」。女子の第1回トップエンデバーの際にもお伝えしたが、男子も第2回トップエンデバーになってこの食堂にデビューした。写真撮影は不可なので、食堂といっても本当に選ばれたメンバーしか目にすることができない場所だ。第1回の昼食はお弁当だったが、「SAKURA DINING」はビュッフェスタイルということで、食べ盛りのメンバーは様々なメニューをトレーに載せ、「美味しいです!」と大満足の様子だった。

小池一元コーチのコメント
2日目のテーマは「トランジション」でした。日本は高さの不利を空間の有利に置き換えなければならないので、0コンマ何秒のレベルでいかに相手より早くスタートするか、どこでアウトナンバーを作るかが重要になります。そこで、2on1ではシュートを打った選手が次のディフェンスを行うなど、切り替えの早さを意識しました。

また、ディフェンスなしのメニューが多いのは、バスケットは考えることが必要なスポーツだからです。我々がやろうとしていること、日本が目指している形を子供たちもイメージできないと能力だけでやってしまうので、それを伝えていく。かつ、ああしろこうしろではなく選手自身がクリエイティブにプレーできるように練習を組み立てました。正解は1つではないんです。前回のテーマは“視野”、見ることでしたが、今回は見て判断することにステップアップしています。エンデバーのまとめとして、合宿の後半ではゲームに取り組みますが、トランジションとスペースを意識して、無駄のない動作でシュートまで持って行けるよう導きたいと思います。

今日のスケジュール
6:30〜 起床
7:00〜 朝食
9:00〜12:00 練習
12:00〜 昼食
15:00〜17:30 練習
18:00〜 ミーティング・夕食
20:00〜 入浴・洗濯等
22:00〜 消灯
 
今日の練習メニュー
午前
ドリブルドリル
パス&ラン〜シュート
4on0(スクリーン)
フリースロー
休憩
2メン
ハーフ2on1
オール2on1ラリー
休憩
ハーフ3on2
トランジション(ディフェンスあり・なし)
4on4
クールダウン
午後
ウォーミングアップ
ポイントのおさらい
10分ゲーム×3
クールダウン

選手のコメント
<小松雅輝選手のコメント>
昨日、今日とたくさんのことを教わっていますが、とても細かく、メンタル面までもしっかり指導してくれるのでとても勉強になります。特にどれがというより、全部がそうです。この第2回のメンバーは全国レベルの選手が集まっていて、自分はこの中で1番下だと思っているので、教わったことを身に付けて少しでも皆に追いつけるように頑張りたいです。4on4、5on5では自分なりに目標を持ってやったのですが、課題も残りました。それを踏まえて、明日の練習ではボールを持ちすぎず、周りをしっかり見てどんどん走るプレーを出せるようにしたいです。
<内藤聡選手のコメント>
トップエンデバーでやってきたことのうち、今日のゲームで出せたのは20%くらいでした。ボールのないサイドでのカッティングやスクリーンプレーはできたと思いますが、自分のチームではセンターをやっていたので、フォワードとして常に動くことはやっぱりまだ難しいと感じています。でも、このメンバーでゲームをやってみると本当に楽しくて、皆優れた選手なので競り合えるのがいいと思います。そこでアピールしていくのは簡単ではありませんが、こんなにたくさんのことを教えてもらうのは今までなかったので、明日は第1・2日目に言われたことを完璧にできるようにしたいと思います。
<荒谷優斗選手のコメント>
今日の午後からゲーム形式の練習になりましたが、最後の詰めが甘くてイージーミスが多かったのを反省しています。ただ、コーチが言ってくれたポイントを意識しながらやることはできましたし、積極的に攻められたことはよかったです。このトップエンデバーでは夜、バスケットのプレー面のことやコーチの話の内容なんかも皆とよく話したりして、楽しめています。明日の最終日の練習では、周りを見るところは見て、自分で力強く行くところはしっかり行けるようにして、これからに生かせるようラスト1日も頑張ります。
 

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