ENDEAVOR PROJECT 2008-2009(エンデバー プロジェクト 2008-2009) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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U-15女子(第1回)
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2008年9月15日(祝)@ナショナルトレーニングセンター 前に戻る
(第3日目)
今日の活動レポート

魅力を伝える全力プレイ!
最終日は、10月に行われる第2回トップエンデバーの選考も兼ねて、9:40からゲームが行われた。3日目ということもあり、怪我をしないように、ゲーム前に鷲野コーチから「ゴール下でのシュートのときはファウルをしないようにしよう」と注意が入った。しかし、ゲームになれば、選手たちは猪突猛進状態。当然、ルーズボールなどでは激しい接触もあり、指を怪我する選手も出たが、それもすべては全力プレイであるがゆえ。集中をしてゲームに臨んでいたからこそ、大きなケガにならなかったのである。この合宿中、鷲野コーチから「ミスをしないようにプレイすると魅力がなくなる」という言葉がよく聞かれた。そういう意味で言えば、小さなケガはあったものの、最終日の全力プレイで選手たちは自分の魅力を存分にアピールできていた。

笑顔で終えた第1回合宿!
続けて行われた閉講式では、井上眞一U-18強化委員から、来年行われるU-16アジア選手権などについての説明があった。さらには「来年のU-16アジア選手権、再来年のU-17世界選手権、その次のU-18アジア選手権、U-19世界選手権を経験して、将来はぜひオリンピックに行ってほしい。それだけのメンバーがいる合宿でした」との賛辞も送られた。さらに福田悦男スーパーバイザー、鷲野鋭久コーチなどからも激励の言葉を受けた選手たちは、笑顔で平成20年度第1回U-15女子トップエンデバー合宿を終えた。

SAKURA DINING
選手・スタッフが毎日食事を摂っていたのが、アスリート・ヴィレッジにある「SAKURA DINING」という食堂。ビュッフェスタイルで、選手たちは各々好きなものを取ってテーブルについていく。大人になるにつれ、栄養学も学んでいくのだろうが、今はとにかく食べて体を作っていくしかない。そういう意味でも、さすがというべきか、選手たちは厳しい練習の後でもしっかりとご飯を食べていた。この「SAKURA DINING」は全競技団体の選手・関係者が利用するので、この3日間でも先の北京オリンピックで活躍したレスリングの吉田沙保里選手や陸上競技の池田久美子選手などがいて、選手たちも目を輝かせていた。

五十嵐克之コーチのコメント
毎年のことですが、いろんな技能が定着しつつあって、こちらが指示したことがすぐできるようになっています。ただ、その目的の理解が少し足りないという印象を受けたので、そこを考えてできるようになれば、さらによいものになるはずです。それは、逆に言えば、私やブロックエンデバー推薦のコーチなどがもっと伝えられればよかったなという反省でもあります。今年のメンバーは、アウトサイドのプレイが例年に比べて、シュートの確率もよかったように思います。だからこそ、センター陣がインサイドのポジショニングなどをしっかりできるようになれば、さらに今後につながっていくと感じました。

今日のスケジュール
6:30〜 起床・ウォーキング
7:00〜 朝食
9:00〜11:30 練習・GAME
11:30〜13:00 閉講式・昼食
13:00〜 解散・移動
 
今日の練習メニュー

ウォーミングアップ
8分ゲーム×5
ポジション別シャトルラン

選手のコメント
<根岸夢選手のコメント>
今回の合宿に参加をして、上には上がいるんだなと実感しました。自分の中学校は、みんなの力で勝ち上がっていったんですけど、これからは自分自身の力をもっと上げないと、今までやってきたことが全然通用しなかったので、これからプレイの幅を広げていきたいと思いました。具体的には、高さに対するステップワークやスピードの面をもっと上げていかなければいけないと思っています。もし次回の15人の選ばれたら、目立たなくてもいいので、地道にルーズボールなどで頑張っていきたいです。
<武田綾華選手のコメント>
トップエンデバーの合宿はきつかったです。ゲームもずっと走りっぱなしだったし、最後にやった1分間走もすごくきつかった…。でも全国のみんなと初めて会って、最初はなかなか慣れなかったけど、仲良くなれてよかったし、楽しかったです。プレイの面では、自分のプレイが通用したものはあまりなかったように感じています。みんなうまいし、スピードがあるし、それについていくのが精一杯でした。今後はもっとシュートを決められるようになりたいです。
<マウリ エブリン選手のコメント>
今回の合宿は本当に疲れました…本当に足がパンパンなんです。でも普段以上に動けたし、メッチャ嬉しかったです。全国から集まったU-15の選手たちは最高ですね! 体力もすごくあるし、動き方もちゃんとわかっている。でも一番すごいと思ったのは、声と気持ちの意識が違うと思いました。自分も、声を出すのが自分のいいところだと思うので、それはしっかりやれたと思うし、負けないように頑張りました。まだ1年生なので、これからはもっと体力をつけて、リバウンドは誰にも負けないようになりたいです!
 

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