ENDEAVOR PROJECT 2009-2010(エンデバー プロジェクト 2009-2010) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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U-18男子
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2010年3月12日(金)@味の素ナショナルトレーニングセンター 次に進む
(第1日目)
今日の活動レポート

ビッグマン揃いの平成21年度U-18トップエンデバー
平成21年度男子U-18トップエンデバー38名が味の素ナショナルトレーニングセンターに集まった。2年前のU-15トップエンデバーの際は「元気さ」が際立っていたが、そのときには参加していなかったビッグマンが今回加わり、「大きい」という印象も加わった。この有望な選手たちを育成するべく、コーチングスタッフ、サポートスタッフに加えて、エンデバーコーチングスタッフも集結した。開講式でも第40回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(ウインターカップ2009)で優勝を飾った明成高のヘッドコーチである、佐藤久夫エンデバーコーチングスタッフからも激励があるなど、充実した環境の中で始まった。

大事なのは「質」
合宿1日目は、ブロックエンデバーの復習から始まった。と言っても、トップエンデバーではより「質」が重要になる。一緒にやるメンバーのサイズが大きくなっても、ドリブル、パス、パワーポジションなどの基本をしっかり行えてこそ、エンデバーが根付いていると言えるのだ。その中で、この日特にコーチ陣から指摘されることが多かったのがスクリーンプレー。「焦ってスクリーンがしっかりかかっていないから、ただごちゃごちゃしてしまっているよ」とアドバイス。すると、視野が広がった選手たちは、自然に拍手が起きるようなコンビプレーも徐々に出せるようになっていた。

女性コーチに学べ!
これまで、U-18トップエンデバーのコーチングスタッフは男性ばかりだったが、今回はエンデバーコーチングスタッフとして、アトランタ五輪とアテネ五輪に出場した永田睦子エンデバーコーチングスタッフが参加した。早速、「1つ1つの練習には意味がある。1つ新しいことをやったら、前にやったことを忘れてしまってはダメだよ!」と凛とした声が飛んだ。なお、このエンデバーの練習を見守っていた中川文一女子日本代表ヘッドコーチは「インサイドの守り方が独特で巧いから貢献できるのでは」と言っていた。エンデバーは、指導者の育成の場にもなっている。

隣のコートでは“先輩たち”が活躍
味の素ナショナルトレーニングセンターでは、同時期に大学生が対象の育成強化キャンプが行われていた。U-18トップエンデバーのOBであり、久井茂稔コーチングスタッフの教え子である篠山竜青選手からは、「僕たちがU-18だったときはこのような充実したトレーニングメニューはありませんでしたが、エンデバーのときから取り組んでいたらなと今、痛感させられています。だから今のメンバーにはこの環境を幸せだと思ってほしいです」と先輩らしいエールが送られた。

久井茂稔コーチングスタッフのコメント
今回のエンデバーでは、ブロックエンデバーに引き続きエンデバーコーチングスタッフの方々にご協力頂きました。彼らが加わったことで、必要な技術や考え方について、より内容を充実させられたと思います。ただ、私達の要求に対して、選手たちはまだ100は出せていないかなと思います。まだまだもっと激しく、強くやってほしいですね。また、3日目に100近くできるようになっても、チームに帰ってから継続しないと浸透しないため、スタッフも各地域で引き続きサポートしていければと思っています。今年度のメンバーはビッグマンが多いですが、U-18エンデバーの段階では今回行ったような細かいスキルが既に身についているようにすることが重要だなと改めて感じましたので、今後継続して取り組んでいきたいと思います。

今日のスケジュール
13:30〜 開講式
13:50〜 練習
18:00〜 夕食
19:00〜 移動・ホテルへ
 
今日の練習メニュー
<午後>
ウォーミングアップ
ドリブル
2人組シューティング
1対1(1線〜3線)
2対2(2対1を作る)
3対3(3対2を作る)
ハーフサイド2on2
ハーフコート5on5
トレーニング
ポジション別ドリル
クールダウン

選手のコメント
<晴山ケビン選手のコメント>
チームでは自分が1番大きいですが、エンデバーでは周りの選手も大きくて最初はちょっと心が負けそうになってしまいました。でも、練習していく中で、自分より大きい相手に対してどう戦うかを教えてもらえたので、それを生かしたいと思います。あと、ボックスアウトに関してはU-16日本代表での経験があるからこそ今できていると思うので、これからも続けていきたい。自分はU-15トップエンデバーは経験していないですが、今ここでできるかどうかだと思うので、やることをやるだけです。自分としてはチームでやってきたことをエンデバーの場でも出せたらなという気持ちがあるので、身体を張ったプレーで期待に応えたいですね。たくさんのことを教えて頂いて、ちゃんと出来ているかと不安に思う部分もありますが、そんなことを考えている暇はないので、精一杯頑張ります。
<高橋貴大選手のコメント>
今日はスペースを意識した練習が多く、これまでより頭を使う必要があったのでちょっと難しかったです。U-15トップエンデバーに選んでいただいたときと比べると、シュートとドリブルには自信がついた部分があったんですが、U-18トップエンデバーではガードとしてもっと周りを見ること、ゲームコントロール力が必要だと思いました。それから、トップエンデバーでは大きい選手がたくさんいるので、プレイのバリエーションを増やし、組み立てを考えながらも1on1を仕掛けて点を取っていけたらなと思います。また、今回はオリンピックに出場された永田エンデバーコーチングスタッフから指導を受けることができ、ありがたいですし、ためになることがいっぱいあったので、1つ1つ吸収していきたいです。
<岡部健太選手のコメント>
U-15トップエンデバーやブロックエンデバーと比べて、実戦を意識したり自分の役割も違っていたことが印象に残りました。佐藤エンデバーコーチングスタッフからは、個人的にもアドバイスを頂き、「ひざを曲げて」といった基本的なことだったんですが響きました。最後のポジション別メニューのときも、ボールのもらい方などを教えて頂き、本当に勉強になりました。U-15トップエンデバーのときよりは身体が強くなったかなと思うので、U-18トップエンデバーではあと2日間ですがいつもより動けるように、それから自分の持ち味であるオフェンスリバウンドを見せていきたいと思います。
 

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