ENDEAVOR PROJECT 2009-2010(エンデバー プロジェクト 2009-2010) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
ENDEAVOR PROJECT
トップエンデバー
ニュース
U-15男子(第1回)
U-15女子(第1回)
U-15男子(第2回)
U-15女子(第2回)
U-18男子
U-18女子
ブロックエンデバー
U-15
北海道
東北
関東
北信越
東海
近畿
中国
四国
九州
U-18
北海道
東北
関東
北信越
東海
近畿
中国
四国
九州
関連商品
本・ビデオ・DVD
関連リンク
2008-2009
2007-2008
JABBA




molten

asics

FOR ALL SPORTS OF JAPAN
U-18女子
開催概要 参加メンバー 活動レポート フォトライブラリ 総括コメント
2010年3月13日(土)@日本航空機装ビル 健保体育館 前に戻る 次に進む
(第2日目)
今日の活動レポート

またも…
合宿2日目ともなると、一晩一緒に過ごしたこともあり、徐々に選手間のコミュニケーションがしっかり取れ始めてきた。練習前のフリーアップで談笑しているシーンを見ると、それを強く感じることができる。しかし、練習が始まると一転…なかなか声が出ない。練習を見ていた星澤純一サポートスタッフは「ディフェンスなんて声を出さないとできないわけだから、これじゃ…」と呆れ顔。といって、それを選手に伝えるわけでもない。要は自分たちで感じて、それを自分たちから実践しないと本物にはなれないということだ。今日のウォーミングアップも、最初に声を出したのは中学2年の馬瓜エブリン選手。彼女の場合は、ディフェンスと声の関係を思っての声出しではないかもしれないが、それに引っ張られて声を出し始める先輩たち。明日の最終日に爆発することを期待したい。

日本がすべきこと
昨日の復習を終えると、午前中の後半と、午後の練習はゲームが中心となった。それぞれのチームに分かれた選手は、個々の持ち味を存分に出そうとしていた。しかし、星澤サポートスタッフの目は厳しい。「昨日からやっていることが出ていない。コーチの要求に対応できるかどうかを今(エンデバー)のうちに鍛えておくことが今後の強化(つまりはU-18日本代表)につながるのに。ゲームになると、みんな、自分のチームのプレイになってしまう。練習したプレイの中でも、自分のプレイは出せるはずなんだが…」。言われたことをそのままやるだけでは意味がない。かといって、それをまったくやらないのも意味がない。そのバランスをU-18トップエンデバークラスであれば、考えなければいけないというわけだ。エンデバーは育成プログラムだが、どこに向かって育成をしているかといえば、強化の面とは切っても切り離せない。午後の試合では、練習でやっていたプレイがいくつか見られたので、明日以降、もっと日本がすべきプレイが出てくるはずだ。

梅嵜英毅コーチングスタッフのコメント
サイズは昨年が大きかったので、それに比べると小さいのですが、個々の能力はそれなりにいいものを持っているように思います。昨日、今日と私が主導で練習メニューを組みましたが、意図としては、日本女子の確率のいい外角シュートを生かすためのモーションの動きを説明し、今日の5対5に使えればいいなと思っていました。特別難しい動きではなく、基本的なモーションの動きです。ただし、いくらモーションオフェンスができても、パスが弱いと、海外の相手は背が高かったり、手が長かったりするので、カットされてしまいます。そういう意味でも、強いパスを意識してもらうこと、スクリーンをしっかりかけることを強調しました。あとはタイミングも大切です。日本の外角シュートは生命線なので、パスを出す側と、受ける側がしっかりとタイミングを合わせることも重要だと思っています。そこは育成のエンデバーであっても、強化であっても変わらない部分だと思っています。

実際に練習を見ていると、タイミングの取り方などは上手です。ただ、最近はシューターらしいシューターがいないなぁという感想を持っています。でも、繰り返しになりますけど、外角のシュートが決まっていかないと日本が世界で戦うのは苦しい。リバウンドも、昨年の渡嘉敷来夢選手や篠原恵選手たちのように取れるかといったら、難しいのが現状ですから、決めるところを決めないと勝てません。これはトップエンデバーに限らず、どの世代もミドルシュート、3ポイントシュートをきちんと決めていくことが必要だなと感じています。特に女子は、常に世界を目指せるチャンスがあるので、アジアで勝って、世界に行って、経験してもらいたいですね。それが日本代表のオリンピック出場にもつながっていくわけですから。そういう意味でも、常に世界を目指そうということでやっていってほしいと思います。

今日のスケジュール
7:00〜 朝食
8:40〜9:00 移動
9:00〜9:30 準備
9:30〜11:30 練習
11:30〜12:30 昼食
12:30〜15:30 休憩
15:30〜17:30 練習
18:00〜 夕食
18:45〜 ホテルへ
 
今日の練習メニュー
<午前>
ウォーミングアップ
(水分補給)
ドリブルレイアップシュート
片サイドの3対0
チーム別エンドスローインプレイの作成
ミートシュート
7分ゲーム(×5)
クールダウン
<午後>
ウォーミングアップ
10分ゲーム(×5)
クールダウン

選手のコメント
<外山優子選手のコメント>
みんな、すごいです。速いし、当たりも強いし。桜花学園高ともちょっと違うんです。チームだと一人ひとりの特徴がわかるんですけど、また違った特徴の選手が集まってきているので、ポイントガードとして周りの選手をどうやって使おうかとか、ディフェンスだったら、この選手はこういうプレイが多いから、こういう守り方をしようとか考えなくてはいけなくて…でもそれが楽しいです。自分としてはシュート力がないので、ディフェンスで頑張りたいんですけど、体力がなくて、この2日間は全然動けなかったです。最終日の明日はディフェンスを頑張りたいと思います。
<金本奈々選手のコメント>
この2日間ですごくレベルの差を感じたし、走力も、シュート力も全然違うなと思いました。それを自分のチームの人にも伝えて、これから成長していきたいと思います。自分は背が高いので、オフェンスリバウンドとディフェンスリバウンドはしっかりやっていこうと思って、このトップエンデバーに臨んでいます。2日間やってみて、オフェンスリバウンドは飛び込むところで飛び込めたと思うんですけど、ディフェンスリバウンドが難しかったです。ボックスアウトを忘れて、相手にオフェンスリバウンドを取らせてしまったので、ボックスアウトは徹底してやらなければいけないなと思いました。最終日の明日は、リバウンドをしっかり頑張って、あとは、もっと外の選手を活かせるプレイをしていきたいと思います。
<入江祐加選手のコメント>
チームでは、自分は大きいほうなので、センターをやっているんですけど、ここでは周りに180センチ以上の人が多くいるので、ちょっとビックリしています。トップエンデバーではフォワードらしきことをやっていますが、普段はやっていないプレイなので難しいです。ただ、やったことのないポジションに挑戦できて楽しいし、ここにいるセンターを見て勉強になっています。具体的に言うと、面の取り方が強いし、アウトサイドからパスを入れたいなって思った瞬間に面を取るので、そのあたりは今後、チームに戻ったときにやってみたいなって思います。明日が最終日なので、フォワードらしく、積極的に攻めたいと思います。
 

  Copyright(c) 2002 Japan Basketball Association. All Rights Reserved.