ENDEAVOR PROJECT 2009-2010(エンデバー プロジェクト 2009-2010) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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U-18女子
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2010年3月12日(金)@日本航空機装ビル 健保体育館 次に進む
(第1日目)
今日の活動レポート

今年も開講! U-18女子トップエンデバー
今年もU-18トップエンデバーの季節がやってきた。昨年に比べると、渡嘉敷来夢選手や篠原恵選手といったビッグウーマンが少ない分、多少、サイズの小ささが目につくものの、昨年の「第1回FIBAアジアU-16女子アジア選手権大会」を2位で勝ち抜いたメンバーも名を連ねており、全体のレベルはけっして低くない。練習に先だっておこなわれた開講式では、荒順一女子強化部長が「みなさんの世代は、2016年のリオ・デ・ジャネイロオリンピックを背負う世代です。この合宿に来て、みなさんを支えてくれるスタッフの期待に応えるためにも、日本のトップへの成長してほしい」とエールが贈られた。1人の欠席者を除いた33名が、その言葉に真剣に耳を傾け、ほどよい緊張とともに平成21年度U-18女子トップエンデバーがスタートした。

遠慮? 緊張? 静かな立ち上がり
練習の始まりは、全員で円陣を組んでの声出しから。誰がキャプテンというものではないので、最初の声出し係がなかなか決まらない。結局、外山優子選手が「1,2,3」と声をかけ、全員が「オーッ!」となるのだが、その「1,2,3」までに要した時間は――4分。中川菜保トレーナーのウォーミングアップが始まっても、ほとんど声は出ず。出ても単発。これがU-15だったら、コーチから「声が出てない!」と言われるのだが、高校生になると、コーチもそういうことをあえて言わない。15分くらい経過した、最後のダッシュになって、ようやく声が出始めた。沈黙を破ったのは、最年少、中学2年の馬瓜エブリン選手。遠慮なのか、緊張なのか…はたまた、単に恥ずかしいだけなのか。初日は静かな始まりとなったが、さて、明日以降はどうなるだろうか。

「タイミング」を強調
初日の練習は、基本的な空動き(ディフェンスをつけずに動く練習)が大半を占めた。片サイドでの3人の動き…フラッシュ・バックドアや、UCLAカットなどをしたあと、そこから逆サイドに展開するプレイに発展。練習を主導していた梅嵜英毅コーチからは「タイミングよく動こう。パスもタイミングよく出そう」と声がかかる。萩原美樹子サポートスタッフや高橋仁サポートスタッフなども積極的にディフェンス役やスクリーナー役で練習に加わり、「遅い!」「今、動こう!」などと声をかけていた。日本人に合った緻密なバスケットを展開する上では、タイミングを合わせることは必須。今回のトップエンデバーの大きなテーマになりそうだ。

萩原美樹子サポートスタッフのコメント
U-18トップエンデバーの選手たちは上手です。個人技術がしっかりしているし、今日は2対2などのベーシックな動きをしましたが、トップのレベルの選手たちなので、こちらが言っていることの次の次まで理解してやっているんです。ただ、今日見ていて感じたのは、スクリーンの使い方の細かさなどは、あまり徹底されていない気がしました。またパスのタイミングだとか、あるいはディフェンスがいなくても、ディフェンスがいることを想定できて、たとえばチェストパスでは通らないから、オーバーヘッドのジャンプパスだとか、そういった細かさまで教えることができたらいいなと思いました。スクリーンでも、タイミングのいいスクリーンだったら、1つのスクリーンでシュートまで行けるのだけど、タイミングが合ってないから、何度もスクリーンをかけて、結局時間切れということもあったので、そういう点を明日以降、伝えられたらいいなと思っています。

世界で戦っていくためには、そういった緻密な部分が重要になります。一瞬遅いことでできること、逆に一瞬遅いことでできないことが実際に起こりうるので、そういった部分の理解を深めてほしいと思います。また、今日の最初にやったドライブからのシュートでもわかるとおり、世界では当たりが強くなります。国内では一歩でレイアップシュートに行けるところを、国際試合ではパワーレイアップシュートみたいに、踏ん張ってシュートにいかなければいけない。そういう世界との差みたいなことは、U-18トップエンデバーでしっかりと教えるべきことだなと感じました。

今日のスケジュール
15:00〜 開講式
15:30〜17:30 練習
18:00〜 食事
18:45〜 ホテルへ
 
今日の練習メニュー
<午後>
ウォーミングアップ
ドリブルレイアップシュート
片サイドの3対0
片サイドの3対0から逆サイドの合わせ
片サイドの2対0
(水分補給)
片サイドで3対3
ミートシュート
クールダウン

選手のコメント
<高田渚選手のコメント>
トップエンデバーは、自分の知らない・・・でも雑誌で見たような人たちばかりだったのでちょっと緊張しました。でも、みんな上手で、一緒にやれて楽しかったです。今日は動きからの合わせなどの練習でしたが、これを自分のチームでもできたら、もっとうまく攻められるだろうなぁって思いました。私は強気でガンガン攻めるところが持ち味なんですけど、今日は周りの人にドキドキして(笑)、パスミスもしてしまったり、自分で攻めなかったので、明日からはもっと自分から攻めていけるようにしたいと思います。
<鈴木静香選手のコメント>
周りの人は自分よりも技術の高い人が多かったので、その人たちに何かで勝てるところを探しながら、練習しました。1日目ですが、自分のなかで、なんとなくですけど、自分のできることが見つかったような気がします。中学とは違って高校バスケットは体格だけでは通用しなくて、技術や考え方が重要になってきます。自分は身長が185センチですけど、もっとバスケットを知ることが大切だなと感じています。そういう意味でも、トップエンデバーでは(自分の所属する東京成徳大高とは)違うバスケットができて、楽しいです。
<木工理恵選手のコメント>
昨年もトップエンデバーのメンバーに選ばれたのですが、昨年よりは緊張せずにできて、周りの子はよくシュートが入るなと冷静に見ることができました。自分の持ち味はシュートなので、シュートでは負けないようにしたいと思ったのですが、今日はなかなかその持ち味が出せませんでした。明日からは、もっとシュートに絡めるようなプレイを出していきたいと思います。トップエンデバークラスになると、いいパスが来るので、シュートが打ちやすかったり、逆に自分が出したバスをきちんと決めてくれます。、いつもやっているチームではないから、余計に嬉しいです。
 

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