ENDEAVOR PROJECT 2007-2008(エンデバー プロジェクト 2007-2008) / 日本バスケットボール協会 公式サイト
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2007年12月27日(木)@国立スポーツ科学センター 前に戻る 次に進む
(第3日目)
今日の活動レポート

昨日のゲームをふまえて
午前の練習は、第1日目・第2日目とは異なるメニューが中心となった。昨日の高校生との練習ゲームの反省をふまえ、2on0(2人)、3on0(センターを加えた3人)の合わせの動きを何種類も確認。最初にやったのは誰もが知っていてパス1つでシュートまで行くシンプルなプレーだったが、受け手の出るタイミング、パスを出すタイミングを突き詰めるとなかなかうまくいかなかった。「味方のマークマンの重心が、マークから自分(カバー)に動いている間にパスをすること。移動し終わってからでは遅いよ」と富樫コーチは言うが、それは本当に“一瞬”なのだ。また、1つのドリブルや1つのステップにも指示が飛ぶ。「1つ1つの動きに意図があるんだぞ」。その意図を自然に考えられるようになったとき、そのプレーをできるようになったと言えるのだろう。

続いて、実際にディフェンスをつけたハーフコートの3on3、4on4を行った。普通なら「今日やったプレーを使って」となるが、コーチ陣は「今日やったプレーを使いながら」と指示。ディフェンスの状況やマッチアップはその都度違うし、バスケットのプレーは数種類に限られたものではない。ディフェンス役のメンバーが何をやるかわかっているなら、さらにその裏をかけということだ。選手達は1つ先のプレーを常に考えてやることが求められ、最初はなかなかうまくいかなかったが、徐々にいいプレーが出始めたのは将来性あふれるエンデバーのメンバーらしかった。このメニューを行ったのは約1時間のみだったが、中身の濃いものになった。

ウインターカップ見学!
午前の練習を早めに切り上げたのは、東京体育館にて開催中のJOMOウインターカップ2007第38回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会の男子準々決勝を観戦するためだ。「JBA」のロゴが入った揃いのスウェットを着ての移動はやはり注目を集め、最寄の千駄ヶ谷駅に降り立つと迫力があった。会場では“U-15エンデバー”と張り紙がされた席につき、真剣な眼差しでコートを見詰めた。感想を聞くと、どの選手も「中学生と全然違う!」と口を揃えた。この大会を生で観るのは初めてという藤田選手は、「ちょっとでも萎縮したらのまれそうな雰囲気がある」と感じだそうだ。だが1年後には、エンデバーのメンバーがこの場所に立って、堂々とプレーしているかもしれない。

小池コーチのコメント
今日の練習は選手の疲労も考慮しつつ、ハーフコートの動きを中心に行いました。かなり頭を使うメニューでしたが、バスケットは切り替えが大事なので、これを機に普段から次にすべきことをきちんと考えられる習慣をつけてくれればと思います。クールダウンは、日頃私が勉強していることを生かして担当しています。特にこの中学生の年代は、柔軟性と、しっかりした体幹を身に付ける意識が重要です。一生懸命やるあまり無理なトレーニングをしてしまわないように、と思っています。他にもやりたいことはもっとたくさんあるのですが、その中でも、トップ選手としての心構え、生活、それからメンタルトレーニングについてをミーティングの時間に話しました。特にメンタルトレーニングはこれから必要になると思うので、今後につなげてくれればと思います。

今日のスケジュール
6:30〜 起床
7:00〜 朝食
9:30〜11:30 練習
12:00〜 昼食・移動準備
13:00〜 ウインターカップ見学(会場:東京体育館)
18:30〜 夕食
21:00〜 入浴・洗濯等
22:00〜 消灯
 
今日の練習メニュー
<午前>
ランニング
ウォーミングアップ
2on0
3on0
ハーフコート3on3
ハーフコート4on4
クールダウン
<午後>
ウインターカップ観戦

選手のコメント
<水口雅也選手のコメント>
今日の練習は、昨日のゲームの反省から、走るプレーなりシュートなり1つ1つを丁寧にやろうと集中して臨みました。それが実際にできたと思うのでよかったです。それと、練習ではいつも、声を出してチームを盛り上げることを1番頑張ろうと思いながらやっています。午後は、高校生のシュートフォームや走るスピードなどを少しでも真似できるよう吸収して、将来なりたいと思っているプロの選手に近づけるよう頑張ります。
<木村晃大選手のコメント>
このトップエンデバーは楽しいメンバーばかりでレベルも高いので、楽しく色々な練習ができて、かつ強くなれている気がします。楽しい方が身に付くと思うので、練習が暗くなったときは積極的に声を出して雰囲気を明るくしています。今日の練習は、昨日の試合でできていなかったチームとしての2on2や3on3をやれたので、明日の高校生との試合に生かせると思いました。ウインターカップでは、スクリーンの掛け方などチームとしてのプレーをしっかり見て、自分が高校に行った時少しでも生かせるようにしたいです。
<藤田弘道選手のコメント>
今日見た高校のチームは雑誌などではよく見ていたのですが、実際に見たらもっとオーラがありました。シュートもすごくきれいに入っていて、自分はまだまだ及ばないのでもっと頑張ろうと思いました。このトップエンデバーでは「ディフェンスの視野を広く」とアドバイスしてもらったり、今まで練習していても気付かなかったことに気付けたので、まずは帰ってからも繰り返し練習してそれを自然にできるように努力するしかないと思います。
<加藤健太選手のコメント>
高校生は、スピードや強さといった身体的なものが違うなと今日試合を見ていて思いました。それらは高校に入ってから強化しないといけない点ですし、それを身に付けた上で、技術的な面、例えばスペースやタイミングをどう生かすかなども勉強していかないと!と思いました。第2回トップエンデバーは、15人になった分“チーム”の色合いが濃く、そのチームの一員としてどう練習や試合に臨むかを学ばせてもらいました。明日はいよいよ最終日ですが、試合の中でもっと自分を出して、アピールしていければと思います。
<野本健吾選手のコメント>
ウインターカップを見て、中学生と動きが全然違うなと思いました。その中でも、アップのメニューを自分達が練習でやったようにパワーポジションから始めているチームもあって、今やっていることの大事さが改めてわかりました。トップエンデバーは、皆うまくて、自分に今足りないものを持っている人ばかりなので、いいプレーを盗んで、帰ってからも練習してプラスになるようにしたいです。ジャンプシュートが得意なので、打つことはもちろん、そこからのドライブも身に付けていきたいです。
 

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